こんちわ、バイヤーズ vesのharaちゃんです。
長年、買取を行なっておりますが
ナイキほど判断の難しいブランドはありません。
レアリティ、使用感、販売先によって
価格が大きく変わってしまいますし
何より偽物の数が異常に多いブランドです。
ネットやフリマ でのご購入の際は
型番などでどの時期の限定品なのか
販売個数、定価などをしっかり確認し
御購入の判断をお願いします。
今回はそんなナイキの歴史を紹介致します。
フィルナイトの著書『SHOE DOG』は
私haraちゃんも読み込んでしまいました、、
オレゴン大学の陸上部で活躍し、
スタンフォード大学経営大学院在学中に
ビジネスプランの論文
「日本の運動靴は、日本のカメラが
ドイツのカメラにしたことを
ドイツの運動靴に対しても成し遂げ得るか」
を書いた創業者のフィル・ナイトが卒業後に
出向いた神戸でオニツカタイガー
(現アシックス)の品質と
低価格を気に入り、1962年に
オニツカのアメリカ販売権を
取得したことから始まる。
1964年、オレゴン大学の
陸上コーチであったビル・バウワーマンと
共同でナイキの前身である
ブルーリボンスポーツ(BRS)社を設立し、
日本からオニツカタイガーの
ランニングシューズを輸入し
アメリカ国内で販売し始めた。
BRS社は次第にオニツカの
製品開発にも関与するようになり、
バウワーマンのアイデアによって
オニツカは1968年に「タイガー コルテッツ」
をデザインする。
これは
「タイガー マラソン」
と並ぶBRS社の看板となった。
しかし、たび重なるオニツカの輸送や
発注トラブルに不満を抱いたBRS社は
日本の総合商社である日商岩井(現・双日)
の融資を得たこともあり、
自社でシューズを生産することに決定した。
1971年にオニツカとの提携を終了する。
1971年6月18日、ナイキの象徴である
「スウッシュ」がデザインされた
最初のシューズが発売された。
「スウッシュ」がギリシャ神話の
勝利の女神である「Nike」が翼を広げた
デザインに見えなくもないことから、
社員の助言でシューズのブランド名を
「Nike(ナイキ)」とし、社名もナイキに変更された。
創業当初はメキシコの工場で生産していたが、
高品質なシューズを生産するために
日商岩井の仲介によりオニツカタイガーの
競合社である福岡県の日本ゴム
(現・アサヒシューズ)の工場で
トレーニングシューズを生産することになり、
1972年より生産を開始した。
一方で、オニツカとの提携終了後も
バウワーマンの名付けた「コルテッツ」
の名称をオニツカが使用していたため
裁判を起こすこととなった。
裁判は1974年に決着し、ナイキはオニツカから
「コルテッツ」の使用権を獲得する。
オニツカはナイキに1億数千万円の
和解金を支払うことになり、
「タイガー コルテッツ」は
「タイガー コルセア」
(現・「アシックス コルセア」)に名称が変更された。
また、「ナイキ コルテッツ」は
その後もナイキの看板となっている。
なお、以上はあくまでナイキ側の視点で、
オニツカ側の視点では、オニツカの
海外の販売店が日商岩井に唆されて
オニツカを裏切り
オニツカのライバル商社と
提携した上にオニツカを訴えて
和解金を支払う羽目になるという、
「高い授業料を払わされた」ことになっている。
ナイキは新興メーカーながら、
1970年代より積極的な広告キャンペーンにより
シェアを獲得していた。
技術開発も盛んに行い、1978年にはソールに
「エア」を搭載した「エアソール」を初めて使った「
ナイキ テイルウインド」を発売する。
1980年代から1990年代にかけては
バスケットボール選手の
マイケル・ジョーダンとタイアップした
「エアジョーダン」シリーズや、
ソールに搭載されたエアが可視化された
「ビジブルエア」の前衛的なデザインから
ラッパーのファッションとしても愛好された
「エアマックス」シリーズが
世界的に大人気となった。
特に1995年に発売された「エアマックス95」は、
エアシリーズで初めて前足部のエアまでも
可視化されたデザインから
1990年代に大ブームとなった
ハイテクスニーカーの代表作として、
単なるスニーカー以上の人気となった。
日本でもスニーカーブームのピークとなる
1995年から1998年頃にかけては
エアマックス95の値段が高騰し、
履いているエアマックス95を強奪される
エアマックス狩りが社会問題となった。
2012年よりイギリスのリーボックに
代わってNFLの公式アパレルとなった。
現在においても、
ナイキは運動靴のみならず
多くのスポーツ製品を手がけている。
2017年にナイキの創業者でもある
ナイトの自伝『SHOE DOG』が発売された。
2020年よりナイキが、
MLB全チームの公式ユニフォームサプライヤーの契約締結を発表。
今回の契約で、北米4大プロスポーツリーグの
公式アパレルを務めることになる。
ナイキの限定品、アパレル、スニーカーは常時、
買取の受付をしておりますので
査定はLINEまでお願い致します!!
ではまた!
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